国際ロマンス詐欺の相談先に弁護士をおすすめする3つの理由

国際ロマンス詐欺とは、SNSなどで出会った外国人と恋愛関係となった後にお金を要求され、ある程度の金額が得られた時点で音信不通になるまでがセットの犯罪行為です。

マッチングアプリやSNSなど、知らない人と出会いやすくなり利用者層も拡大しているため、被害件数が徐々に増えています。

ここでは、国際ロマンス詐欺の相談先に弁護士をおすすめする3つの理由をご紹介します。

編集部
SNSやマッチングアプリでの被害件数が急増中。絶対に避けるべき「国際ロマンス詐欺」の実態をこちらの記事で解説
「全財産どころか借金まで背負わされる国際ロマンス詐欺とは」>

国際ロマンス詐欺の相談は弁護士がおすすめ!その3つの理由とは?

国際ロマンス詐欺の相談先に弁護士をおすすめする理由として、次の3つがあげられます。

  • 詐欺か?恋愛なのか?の判別
  • 問題の現実的な解決策となり得る可能性
  • 第三者からのアドバイスが受けられる

詐欺か?恋愛なのか?の判別

実際に国際ロマンス詐欺に遭遇している当事者にとっては、恋愛関係となった(と信じ込んでいる)相手を疑うのは非常に困難です

国際ロマンス詐欺の事例が豊富な弁護士に相談することで、詐欺か?恋愛なのか?を判別できるきっかけをつかめるかもしれません。

国際ロマンス詐欺の大まかな流れとして、以下のような形が想定されます。

  1. SNSやマッチングアプリにてコンタクトを取る
  2. メッセージのやり取りを繰り返す
  3. いつしか親密な関係となる
  4. ある日突然、交際相手が何らかのトラブルに遭遇する
  5. 交際相手はトラブルの解決のために早急にお金が必要と訴える
  6. 大変、すぐに助けないと!お金を指定口座などに入金
  7. ありがとう、おかげで助かったよ…トラブルは一旦解決
  8. 少し日を置いてからまた新たなトラブルが発生
  9. トラブルの解決のために送金
  10. トラブル⇒送金の流れが複数回繰り返される
  11. 頃合いを見計らって交際相手からの連絡が途絶える
  12. あれ?これって詐欺だったのでは…

もちろんすべてのSNSやマッチングアプリによる出会いが詐欺というわけではありません。中には恋愛が成就するケースがほとんどだからです。

詐欺か?恋愛なのか?を少しでも早い段階で見極めることで、被害を最小限に抑えることにもつながります。

問題の現実的な解決策となり得る可能性

国際ロマンス詐欺の相談先を弁護士にすることで、問題の現実的な解決になり得る可能性が芽生えます。往々にして、国際ロマンス詐欺の被害金額が返金される確率は極めて低いものです。

ただし、案件事例の豊富な弁護士が解決に動くことで、返金が実現するケースも中には存在します。特に以下のパターンに当てはまった際には、弁護士に相談することで次のアクションを誤らずに済むかもしれません。

  • 名前、住所、電話番号、金融機関の口座番号などの個人情報の流出
  • 裸体などが撮影された画像や映像

第三者からのアドバイスが受けられる

国際ロマンス詐欺を弁護士に相談することで、専門家である第三者からのアドバイスが受けらるのも大きなメリットです。

一度詐欺被害に遭った方は、2回目、3回目の詐欺被害に遭遇する確率が高まります。たとえば国際ロマンス詐欺の続編や応用編として考えられるのは次のパターンです。

  • ベストフレンド詐欺
  • 投資詐欺

ベストフレンド詐欺

国際ロマンス詐欺と似ていますが、恋人ではなく仲の良い友人になることで、最終的にお金を無心するものです。

同性として近づいてくることや、同じ趣味を持っていることを装ってアプローチされやすいのが特徴になります。

投資詐欺

マルチ商法や情報商材の形で学生などを狙う投資詐欺の事例をネットニュースなどで見かけた方もいるかもしれません。

投資詐欺は絶対に儲かる!とアプローチをしてくるのが特徴です。ビットコインなどの暗号通貨や外国為替相場(FX)、外国の株式や外国の不動産などの取引を持ちかけてきます。

国際ロマンス詐欺の相談をおすすめできない5つの業種

国際ロマンス詐欺の相談先として、あまりおすすめできないのは次の5つの業種です。

  • 国際ロマンス詐欺を取り扱っていない弁護士
  • 警察
  • なんでも屋、便利屋
  • 行政書士
  • 探偵

国際ロマンス詐欺を取り扱っていない弁護士

一口に弁護士業務といっても多岐にわたるため、各弁護士ごとの得意分野を前面に出していることが大半です。それぞれの弁護士ごとのホームページに掲載されている業務内容を確認しましょう。

国際ロマンス詐欺を取り扱っていない弁護士に相談するのは時間の無駄です。

警察

国際ロマンス詐欺の被害届を提出できる可能性はありますが、事件性がないと捜査に踏み切れないという点(民事不介入)を踏まえておきましょう。

何でも屋、便利屋

文字通り「何でも」「便利」に依頼できる業種です。詐欺被害の相談はできるかもしれませんが、最終的な返金交渉などは被害者自身が行う必要があります。

行政書士

行政書士は役所に提出する書類(許可申請など)の作成が主な業務です。民事事件への介入や返金請求は行政書士業務の範疇には含まれていません。

探偵

ドラマなどと異なり、実際の探偵は浮気や素行調査がメインのため、国際ロマンス詐欺の解決に至るのは難しいかもしれません。

まとめ

ここまで、国際ロマンス詐欺の相談先に弁護士をおすすめする3つの理由を紹介してきました。国際ロマンス詐欺の被害回復には、事例の豊富な弁護士と協力することが一番の近道となり得ます。

まずは横山法律事務所への無料相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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