マッチングアプリをつかっていて外国人と恋愛関係になったものの、お金を工面してあげたとたんにいなくなってしまったという被害に悩んでいませんか？
これはれっきとした詐欺で、一般的には国際ロマンス詐欺と呼ばれており、昨今増加の一途をたどっています。
国際ロマンス詐欺の被害にあった場合の相談先の候補にはいくつかあるのですが、その相手として弁護士が最も最適なのはご存知でしょうか。
このページでは国際ロマンス詐欺の被害にあった場合の相談先として弁護士がふさわしい理由と、弁護士の選び方についてお伝えします。
「全財産どころか借金まで背負わされる国際ロマンス詐欺とは」＞
国際ロマンス詐欺とは
まず国際ロマンス詐欺がどのようなものかを確認しましょう。
国際ロマンス詐欺とは
男女とも被害にあっており、男女差はあまりないです。
その手口は、インターネット上にある写真を盗用してアカウントを作ってターゲットにアプローチをして、恋愛関係になるよう持ちかけます。
ある程度の恋愛関係になったところで、
- 日本に行くための荷物を送ったところ途中の国で没収されてお金が必要
- 軍隊から除隊するためにお金が必要
- FXや仮想通貨で儲かっているのであなたも一緒にお金儲けをしないか
などと偽り、金銭の要求をします。
これに応じて金銭を支払ってしまうと、相手と連絡がとれなくなり、お金も帰ってこなくなります。
国際ロマンス詐欺を解決するには
国際ロマンス詐欺を解決するにはどのような手順が必要なのでしょうか。
ここに、国際ロマンス詐欺の解決＝一部でもお金が返金されることとします。
基本的にお金を返してもらうには、相手を特定した上で法的手続きによって相手に請求をしていくのが基本となります。
しかし、マッチングアプリやSNSで出会っただけの関係にすぎず、主張している氏名や住んでいる国も本物ではない可能性のほうが高いといえるでしょう。
そのため、まず相手の特定をする必要があります。
その上で民事上の請求をすることになるのですが、これはものすごく可能性としては低いものになります。
振り込みをした相手の口座が日本国内の口座であれば、その口座を凍結して口座の中にある金銭を配当してもらうことができます。
外国口座の場合には、その国の機関に依頼をして返金してもらえることがあります。
これらの手続きを適切に行う必要があります。
国際ロマンス詐欺の被害にあった場合の相談先
国際ロマンス詐欺の被害にあった場合には誰に相談すれば良いのでしょうか。
警察に相談しても解決はできない
国際ロマンス詐欺はれっきとした詐欺事件です。
そのため、警察に相談すればいいじゃないかと思う方も多いです。
しかし、返金の対応は民事で、警察では取り扱えません。
また、刑事事件にしてもらいたいと思っても、相手が特定できない上に、海外にいるような場合には、警察としても動きづらいです。
そのため、被害届の受理をしても積極的な対応は期待できません。
行政書士は手続きの一部しかできない
行政書士が詐欺の被害の相談を受け付けていることがあります。
これは行政書士は業務範囲として内容証明を送ったり、刑事事件の告訴をすることができるからです。
しかし、これらは詐欺事件を解決するための手続きとしてはごく一部にすぎず、特にやることが多い国際ロマンス詐欺のような事例では対応しきれないでしょう。
犯人の特定を調べているとなんでも屋や便利屋が出てくるが
犯人の特定方法について調べていると、何でも屋や便利屋が業務としてやっていることを目にすることがあります。
何でも屋や便利屋は、たしかに犯人特定を請け負っていることがありますが、主なものとしては、ポストや塀にいたずらをする者や、ストーカーが誰なのかを張り込みをして特定するものです。
国際ロマンス詐欺において犯人を特定するためには、インターネットの知識が不可欠で、なんでも屋や便利屋で対応できる範囲のものではありません。
弁護士に相談するのがベスト
国際ロマンス詐欺の被害は弁護士に相談しましょう。
手続きについて制限なく行えるのは弁護士です。
ただ、弁護士は専門領域をもって活動していることがほとんどなので、誰でも依頼できるわけではありません。
国際ロマンス詐欺のような場合には、相手の特定のように高度な調査能力も必要とされます。
まとめ
このページでは、国際ロマンス詐欺の被害にあった場合には、弁護士に相談すべきことについてお伝えしました。
国際ロマンス詐欺は手口が巧妙で、被害回復のためにやることが非常に多いです。
そのため、横山法律事務所のような国際ロマンス詐欺に専門性のある弁護士に相談するようにしましょう。
