
男性がFacebookを利用していると、容貌が良い女性から友達申請が突然くることがあると思います。
当然ながら怪しいので、相手にする人は少ないのですが、実際にやりとりをするとどのようになるのでしょうか。
結論からいうと、様々な詐欺の被害にあう可能性があります。
このページではFacebookで容貌が良い女性からきた友達申請には詐欺の可能性があり危険であることについてお伝えします。
Facebookで女性が詐欺を行う手口
Facebookで女性が詐欺を行う手口について確認しましょう。
Facebookから他のサイトに誘導するパターン
容貌の良い女性からFacebookで突然友達申請があり、これに応じると、
「凍結されるのが怖いから他のSNSでやりとりをしたい」
「性的な動画が別のサイトにおいてある」
などとして、URLのリンク先を送信してきて、他のサイトに誘導するパターンです。
誘導先としては、他のSNSのアカウントであったり、アダルトサイトのURLであることが多いですが、ワンクリック詐欺やウイルスを設置しているサイトに誘導することも否定できません。
恋愛関係を利用して詐欺を行うパターン
上記のようなものは当然怪しいので誰も利用しないでしょう。
そのため、当初はちゃんとしたアカウントとして連絡を交換して、仲良くなって恋愛関係のようなものを構築した上で、金銭を請求したりするパターンがあります。
お金を払うなどしたとしても実際に会うことはできず、突然Facebookアカウントが消去されることになります。
外国人女性による国際ロマンス詐欺に利用されることも
このFacebookからの友達申請は日本人のみではなく外国人女性からも送られてくることがあります。
マッチングサイトを利用することが多いのですが、より広範囲に手軽にあたりをつけるために、Facebookを利用することがあります。
Facebookで出会った女性による詐欺にあった場合の対応方法
facebookで出会った女性によって詐欺の被害にあった場合、返金してもらうためにはどのような手続きが必要でしょうか。
どのような事情があっても返金の請求は法的手続きによる
詐欺の被害にあった場合には、民事上相手には不法行為損害賠償請求などの請求ができることになります。
詐欺の被害にあった場合でも、相手に実力行使をして良いわけではなく、この請求権に基づいて訴訟・強制執行をして相手から金銭を取り返すことになります。
当然ですが、詐欺をするような者なので、相手の特定が困難であることが多く、通常通りに解決できる可能性は非常に低いといえるでしょう。
犯人が逮捕されば被害弁償される可能性がある
もし詐欺の犯人が逮捕されれば、被害弁償される可能性があります。
刑事事件の犯人として逮捕されると、起訴されないように、起訴される場合でも情状酌量が得られるように活動するのが基本です。
そのための方法として、被害者に対して被害弁償をして、反省の情を示すのがオーソドックスな刑事事件の活動です。
これによって返金をしてもらえる可能性があります。
国内の銀行口座に金銭を振り込んだ場合
国内の銀行口座に振り込んだ場合には、振り込め詐欺救済法に基づく救済を受けられる可能性があります。
国内の銀行口座に振り込んだ場合、その口座を凍結してしまい、その口座にある現金を分配する制度があります。
この制度を利用することにより、返金を受ける可能性があります。
外国の機関による返金
国際ロマンス詐欺の被害にあったような場合には、相手が外国にいることも珍しくありません。
このような場合に、その国の機関による返金を受けられる可能性があります。
例えば、国際ロマンス詐欺の本拠地になることが多いナイジェリアには、経済金融犯罪委員会(EFCC) によって返金が行われるケースもあります。
返金を希望する場合にはなるべく早く弁護士に相談
返金を希望する場合には、なるべく早く詐欺に詳しい弁護士に相談しましょう。
詐欺については、相手方を特定して、法的手続きを適切に行う必要があります。
また、お金を手元に持っている状態で相手に対して行動を起こさなければ、お金を使ってしまった後では請求しようがなくなります。
なるべく早く弁護士に相談して、解決のための行動をとってもらいましょう。
まとめ
このページでは、Facebookを利用していて起こる容貌の良い女性による詐欺についてお伝えしました。
詐欺の被害にあった場合には、なるべく早い行動を心がけるべきです。
弁護士に相談をして、1円でも多く返金してもらえるように行動しましょう。