
Facebookを利用していると突然見知らぬ外国人の異性から友達申請が来ることがありませんか?
そのすべてがこれに該当するわけではないのですが、その多くが実は「国際ロマンス詐欺」と呼ばれるものにつながっています。
このページでは、Facebookなどを利用して行われる国際ロマンス詐欺についてお伝えします。
Facebookで外国人がアプローチしてくる国際ロマンス詐欺とは
facebookで外国人がアプローチをしてくる「国際ロマンス詐欺」とはどのようなものでしょうか。
国際ロマンス詐欺とは
国際ロマンス詐欺とは、FacebookのようなSNSやマッチングアプリで異性の外国人としてアプローチしてきて、恋愛関係などを背景に金銭を騙し取る詐欺のことをいいます。
代表的な手口としては、Facebookなどでアプローチをかけて、最初は日本に興味がある・小さいころは日本で過ごしたなどで会話を続け、恋愛関係に発展したように錯覚させます。
その後、日本で会うことになった後に、荷物が没収されてお金を払わないといけない・家族が病気で今すぐ出られないなどとして金銭を要求して、支払いをするとそのまま連絡がとれなくなります。
その多くは、相手が諦めやすい数万~数十万単位の被害が出た時点で連絡がとれなくなるのですが、中には数百万もの被害にあっている人もいます。
Facebookはアプローチ・連絡に使われる
この国際ロマンス詐欺にあたって、全世界の人が容易につながることができるFacebookは、外国人からのアプローチに利用されます。
多くのケースで利用されるのは、恋人や結婚相手を探すためのマッチングアプリですが、これらには入会にあたっての審査などがあるため容易に利用できません。
そのため、もっと容易に利用できるFacebookのようなSNSが利用されます。
Facebookの他にSNSでは日本に利用者が多いtwitterやInstagramなども同様に利用されます。
金銭を払わせる手口もさらに巧妙化している
Facebookなどを利用して金銭を支払わせる国際ロマンス詐欺ですが、金銭の請求の内容が不自然なこともあり、警戒されることも多くなってきました。
これに応じて金銭を支払わせる手口も巧妙化しています。
たとえば、日常のチャットの中で、お金を持っていることを匂わせ、実は仮想通貨やFXに投資をしており、投資に誘うことがあります。
これらの投資は通常は最初にお金を入金して取引を開始するため、最初に少額の入金を行ない、利益が出たとして金銭を手にします。
ここで気持ちが大きくなり、より高額の金銭を入金するようになり、そのお金が返ってこないことがあるのです。
このような騙し方をするために、架空の仮想通貨・FX会社のサイトを立ち上げていることもあり、手口は非常に巧妙化しているといえます。
国際ロマンス詐欺の犯人には2つの種類ある
国際ロマンス詐欺の犯人には2つの種類があります。
一つは、外国人がそのまま国際ロマンス詐欺をするためのアカウントを運用しているケースです。
もう一つは、日本人が外国人を装ってアカウントを運用しているケースがあります。
もし国際ロマンス詐欺にかかったらお金はかえってくる?
Facebookを利用した国際ロマンス詐欺にあった場合にお金は帰ってくるのでしょうか。
国際ロマンス詐欺にあった場合の原則的な返金請求方法
国際ロマンス詐欺にあった場合、原則的には加害者に民事訴訟を提起して、返金しない場合には強制執行を行うのが原則です。
相手が日本人である場合にもその身元を隠していることは容易に想像できますし、外国人である場合には外国での手続きが必要で、現実には難しいといえるでしょう。
Facebookが補償をしてくれるわけでない
Facebookを使った国際ロマンス詐欺にあった場合でもFacebook社は当事者のトラブルに対して補償をしてくれるわけではありません。
国内口座に振り込んだ場合には救済がある
お金を振り込んだ先が国内口座である場合には、振り込め詐欺救済法に基づく手続きによって救済される可能性があります。
具体的には、当該口座を凍結し、口座内のお金を被害にあった人で分配することが可能となっています。
口座の中にお金がのこっている場合には返金を受けることができます。
外国口座に振り込んだ場合にはその国の機関から救済される可能性
外国口座に振り込んだ場合には、その国の機関によって救済される可能性があります。
例えば、国際ロマンス詐欺の本拠地になることが多いナイジェリアでは、経済金融犯罪委員会(EFCC) という機関によって返金されることがあります。
まとめ
このページでは、Facebookで出会った外国人による国際ロマンス詐欺についてお伝えしました。
もしすでに被害にあっている場合には、なるべく早く弁護士に相談するようにしてください。